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withコロナの日常生活 いまの生活者の意識は?

2020年1月に初めて日本国内で確認された新型コロナウィルス。その後何度か感染拡大の波を迎え、いまだその影響は続いています。刻々と状況が変わる中、生活者のマインドはいまどのような状態なのか、インテージでは2020年3月より継続的に聴取しています。このデータと、最新のデータから読み取れる動きをお届けします。

2025年4月28日週のデータより:
あっという間にゴールデンウィークも終わりました。ニュースでは京都や鎌倉といった全国的な観光地のオーバーツーリズムを知らせる映像が繰り返し流れていました。
みなさまはどのようなゴールデンウィークを過ごしましたか?

さて、今月も最新のデータ(5月)で生活者のマインドをみていきましょう。

新型コロナ(ウィルス感染)の感染不安は先月から2.2ポイント減少して30%となっており、観測史上、最弱なレベルまで落ち着いています。
新型コロナの流行サイクルをみると、冬と夏に感染が増えるようです。現在はその狭間として落ち着きをみせています。

感染不安に影響を受けやすい行動不安についても各指標共に減少傾向にあります。
不安が大きいものから順にみていくと、「テーマパークや繁華街への外出(35% 先月比0.4ポイント増)」、「飲食店での外食(21% 先月比0.6ポイント増)」、
そして、「国内旅行(20% 先月比1.1ポイント増)」とそれぞれわずかに不安は増加しましたが、最弱のレベルにあると言っていい状態です。

家計に関するマインドについてはどうでしょう?節約意識に関しては67%と前月から1.8ポイント減少していますが、依然として高い水準で推移しています。また「家庭の暮らし向きが回復へ向かうか」という投げかけについても、「そう思わない」は41%となり、こちらは0.6ポイントの減少となりました。

トランプ大統領の相互関税施策が発表されて、はやひと月。日本をはじめ各国との交渉や調整を重ねながら落としどころを探しているようです。初任給や手取り増など、景気回復への施策もあらわれはじめていましたが、いったん小休止の状態です。どこに進むのか、気になるところです。
引き続きデータを通じて生活者のココロを暮らしに想いを馳せてみたいと思います。

※次回のデータ・コメントの更新は2025年6月を予定しています。

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この記事に掲載されているチャートのデータは、以下リンク先のフォームよりExcelにてダウンロードが可能です。
※性年代、エリア別のデータはダウンロードできません。

データの仕様について

【週次調査】
調査地域:全国
対象者条件:15-79 歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
標本サイズ:n=3,000(1回あたり)
調査実施時期: 2020 年7月10日(金)~ 毎週末(2021年3月以降は隔週末)
※緊急事態宣言 第一回発出エリア:
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都県。2020年4月の1回目の緊急事態宣言が全国に先行して発出されたエリア。都市部であり周辺のエリアへの人流も活発なため、感染者数の動きを理解・予測する上で重要。
※3か月後予測の設問は22年7月11日週以降3段階聴取から5段階聴取に聴取方法を変更
※世の中の雰囲気実感に関する設問は2023年6月26日週で聴取終了

【デイリー調査】
調査地域:全国
対象者条件:15-79 歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代構成比を、2015 年度実施国勢調査データをベースに、人口動態などを加味した2019年度の構成比にあわせてウェイトバック
標本サイズ:n=500(1日あたり)
調査実施時期: 2020 年3月25 日(水)~2020 年6月30日(火)

転載・引用について

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