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位置情報データに見る「コロナによる変化」の定着 ~生活者スナップショット Vol.3

1. はじめに ~ 郡上踊りの再開と外出機運の高まり

2023年5月に新型コロナウィルス感染症の感染症法上の分類が「第5類」へ移行されて、社会や生活者の新型コロナへの向き合い方も大きく変化してきました。移行前後から現在までを振り返っても多くのイベントが復活しています。コロナ下、YouTubeのライブ配信を通じて参加していた岐阜県郡上市八幡町の「郡上おどり」も4年ぶりに通常開催され、2か月におよぶ開催期間中、30万人が訪れたとニュースでも報じられていました(※1)。残念ながら仕事の関係で駆けつけることはできませんでしたが、以前、郡上市内に宿をとり、深夜まで踊り明かしたことを思い出しながら再開を心から喜びました。

郡上おどり 参加章の手ぬぐい(筆者)

様々なイベントの復活にかきたてられるように、生活者の行動意欲、外出に伴う消費意欲も活発になっています。ゴールデンウィーク、さらには夏休みの帰省や国内旅行も、多くの人出が報じられていました。先だっての夏休みシーズンは、本当にひさしぶりに国内旅行に出かけた方や、心からのんびりと帰省を楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。夏の間、東京秋葉原までの通勤途中、JR山手線(外回り)を利用するのですが、その間、品川駅、浜松町駅、東京駅などがあり、ふらりと途中下車してみて行き交う人々を眺めてみると、利用者や目的地などその移り変わりを活き活きと感じることができました。平日早朝、大きなトランクケースを転がしながら楽しそうに会話する家族の実に多かったことか。今年は特にその変化を感じました。海外旅行はまだまだ少ないようですが、こちらもゆっくりと回復に向かっているようです。

旅行やイベントなどの人の動きの回復だけでなく、普段の出勤・出社にもコロナ下、大きな変化がありました。在宅勤務やリモートワークの制度が大きくアップデートされて、業種や会社によっては「出社」が当たり前ではなくなりました。リモートワークは以前から「ワーク・ライフ・バランス」などの観点から政府・行政によっても推奨されていましたが、コロナインパクトによって大きく広がりました。
また、リアルな出社に伴って生まれる仕事帰りの食事やショッピングといった人の出も回復に向かっています。職場の人とだけなく、友人・知人などとの食事会や飲み会などの機会も、コロナ下からずいぶん増えたのではないでしょうか。

今回は人の動きに注目して、今の暮らしを切り取ってみましょう。

2. 不安の再燃 ~ ひとの戻る街、戻らない街 ~

はじめに、インテージの定点観測調査からコロナ下におけるリモートワークの利用状況の推移を見てみましょう。
2020年4月7日に緊急事態宣言が発令され、外出行動に制限がかかりました。業種や仕事内容により程度の差はありましたが、多くの企業が「在宅勤務・リモートワーク」を利用して、この難局を乗り切ろうとしました。その後、いったん感染者数は落ち着きをみせましたが、その年の秋ごろから再び再拡大が始まり第3波(21年1月)、第4波(5月)、第5(8月)と立て続けに感染拡大の波が押し寄せました。

感染者数の推移(棒グラフ)とリモートワーク(在宅勤務)の利用率(全国平均・黄色折線)の推移(図表1)を見ると、第3波から第5波の頃は4割を超え、最も多い9月には52%となっていました。また、京浜(東京・神奈川・千葉・埼玉)に注目してみると、同時期は6割を超えており9月については67%と7割近い利用率になっていました。その後、なだらかに減少を続け、現在では全国平均で35~40%程度、京浜では45~50%程度の利用率となっています。

図表1

第5波収束後(21年8月)のリモートワークの利用率減少の背景には、同時に進んだワクチン接種(1回目・2回目)があります。ワクチン接種により感染が予防でき、感染しても重症化が抑えられることから行動制限が幾分緩和され、多くの企業がリアルな出社比率を増やしていきました。現在ではその目的は本来の「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」にシフトしています。コロナインパクトを経て、みなさまの職場でも働き方に変化はありましたか。

では次に、携帯電話の位置情報(ログデータ)を用いてエリア別に人流(人出)を分析した結果を見ていきましょう。
抜き出した地域は東京エリアでは丸の内、新橋、新宿西口、品川の4つ。そして、仙台、広島という地方都市を選んでみました。抜き出したエリアはできるかぎり会社員の出社状況が反映されるようにオフィス街を含むようにしました。また、仕事帰りの飲み会を含む外食状況が反映されるように、飲食街も含まれるようにしました。そのため、各エリアともに駅周辺をカバーするような形になっています。

最初は平日昼間の人出について眺めてみましょう。
2020年4月付近のデータをみると、東京の4エリアの落ち込みが地方都市のそれよりかなり大きいことがわかります。スコアをみるとコロナ前を「1」としたとき「0.4(40%)」まで落ち込み、文字通り激減したことが見て取れます。一方で、仙台、広島は「0.7(70%)」付近にあり、東京の4エリアよりも落ち込みは小さくなっています。また、その後の回復も早く、1回目の緊急事態宣言明け以降(2020.7~)は8割以上、2022年には9割程度まで回復しています。そして、2023年に入ってからはほぼコロナ前の水準に戻っていることがわかります。
東京は徐々に回復傾向が見て取れますが、現時点でもコロナ前(基準値)に戻ってはいません。特にIT系のオフィス(会社)が多いとされる品川では、直近でもほぼ7割程度であり、テレワークなどの新しい働き方が定着したことが考えられます。(図表2)

図表2

次に平日夜(PM19時台)の人出をみていきましょう。
「夜」の行動に注目してデータを取り出してみると、東京の4エリアはもとより、地方都市もまだまだコロナ前のレベルには回復していません。抜き出したエリアの夜間における街の特性を考えると仕事帰りの食事や飲酒はもちろん、友人と待ち合わせての食事機会などが想像できますが、そうした機会がまだまだ戻っていないことがわかります。地方都市が昼間の人出については回復の傾向を見せているのに対して、夜に関しては外出やそれに伴う外食などは十分に戻り切れていない風景が想像されます。
一方の東京の4エリアについては昼間の行動、人出に連動していることが想像されますがいかがでしょうか。2020年4月付近のデータをみると、夜の時間帯も東京の4エリアの落ち込みが地方都市のそれを大きく下回っていることがわかります。スコアをみるとコロナ前を「1」としたとき「0.4(40%)」も下回り、激減しています。夜についても品川の人出の少なさ、あるいは回復の遅れが目立っています。(図表3)

図表3

ワクチン接種が本格化した21年夏以降、感染対策の徹底程度や外出行動の抑制意識に変化があり、夜の時間帯の人出も増えてきていますが、各エリアともまだまだ以前のようには戻り切っていないようです。
そして、今、うっかり「戻り切っていない」と書きましたが、ひょっとすると「出社したとしても寄り道せずに帰宅する」、あるいは、「友人とは早めに買い物や食事を済ませて早めに帰宅する」といった生活に‘心地よさ’を見出して、新しい時間の使い方にシフトしているかもしれませんね。

3. 働く日の朝の行動は変わった?

通勤通学の混雑、そのピークを分散させるためにオフピーク通勤と言った言葉が目立ち始めたのはいつ頃からでしょうか。日本では通勤電車の混雑を運輸会社、社会ともに大きな課題としてとらえているため、以前からさまざまな啓蒙活動を通じて推進・定着を進めてきましたがなかなか進まなかったのが現状です。しかしながら、SuicaやPASMOなどの電子カードが普及したことやポイント制度などが活用できるようになったことから、最近ではJRをはじめ「オフピーク定期券」といったサービスも現れ、お財布へのメリットとともに朝時間の有効活用を謳い、普及活動に取り組んでいます(※2)
また、現在ではワーク・ライフ・バランス(WLB)、朝活といった文脈でも、朝早くから始動して1日を有意義に使う、という考えも広がっています。

それでは、また、位置情報を用いてオフピークの広がりや定着について見ていきましょう。この間推奨されていた時差通勤は浸透したのでしょうか。
ここではオフィスの多い丸の内(東京都)の平日にフォーカスして2019年から2023年まで5年分のデータを抜き出してみました。流行期間中は一時的に7時台の早めの出勤と10時台の遅めの出勤の割合が少し増えるといった変化は見られましたが、ほぼ元に戻ったようです。(図表4)

図表4

次に出社する曜日の変化についてもデータから眺めていきましょう。
会社によっては配属部署や職種によって、「〇曜日に出社しましょう」などと定めて出社している会社もあるようです。また、「週2日程度は出社をしよう」と一定の目安を設けて出社する曜日については各自が自由に決めている会社もあるようです。
ここではオフィスの多い東京品川の平日(月~金)にフォーカスして「2019年8月(コロナ前)」と「2023年8月(コロナ後)」という2時点のデータを抜き出してみました。データからは人出の減少はもちろんですが、月曜と火曜の人出の減少が浮かんできました。19年8月時点では月曜日は最も人出の多い=(おそらく)出社している人が多い曜日でしたが、コロナ下を経て最も人出の少ない曜日に変化していました。また、これまでは人出の少なかった木、金が相対的に多くなっていることも見逃せませんね。「リアル出社は週の後半に」そうした意識と言えそうです。ちなみに私は中盤に出社組です。(図表5)

図表5

4.仕事帰りの風景は変わった?

前章では街の人出について確認をしましたが、夜の街はどのような変化をしているのでしょうか。
ここではオフィスも多く、仕事帰りの飲食・飲酒も楽しめる新橋(東京)の平日(月~金)にフォーカスして、2019年から2023年まで5年分のデータを抜き出してみました。
並べてみると、以前と比較して21時を過ぎてからの人出の少なさが明確になりました。コロナ下では飲食店側の営業時間の短縮といった影響もありましたが、通常営業に戻っていた22年でもその傾向は見て取れます。
そして、2023年。第8波の沈静化がみられた春頃からコロナに対しての向き合い方に変化がありました。記憶している方も多いと思いますが、「マスク着用ルールの見直し」があり、いち早く学校の卒業式や入学式のマスク着用が解かれたのが春頃のことでした。その後はゴールデンウィークの人出の戻りが話題になったりしましたが、その写し鏡のように2023年の新橋は人出を取り戻しています。しかしながら、丹念にデータをみると21時以降の時間帯、特に23時台の人出は少ないままになっており、以前よりも早くに新橋から人がいなくなっていることがわかります。(図表6)

図表6

ワーク・ライフ・バランスの浸透により、企業が残業をできるだけしないでいいようにする取り組みも増えているようです。その結果、以前より早めに帰宅できるようになったことも想像できます。また、食事やショッピングなどを楽しんでも、以前のように遅くまでは街に留まらずに、早めに切り上げて帰路についていることもあるでしょう。取り上げた新橋は銀座にも近く、ショッピングや食事を目的として訪れる人も多いはずです。あるいは、コロナ下においてイエナカ時間やおひとり時間を大切にするようになったこともその理由と考えられそうですね。

みなさんは朝時間、夜時間の使い方に変化はありましたか。

5. むすびとして ~ 地元でひっそり旨い酒

第5類へと分類が移行されて、世も人も大きく変化してきました。
コロナ前の暮らしに戻ったものもあるし、戻らずに定着したものもあります。私の場合は仕事帰りに都内で飲んだり、休日に出先で飲むことがめっきり減りました。感染を避けて大箱の居酒屋を避けたいという気持ちもありましたし、混雑した電車に乗って帰るのが以前よりもしんどいと思うようになったからです。
幸いなことに地元の元住吉には個人で営んでいる良いお店がいくつかあります。カウンターとテーブル席が数個だけ。他に飲んでいるお客様も一人、あるいは二人。話し声も静かで穏やかです。

以前の風景と変わったことと言えば、カウンターの無機質なアクリルのパーテーションがなくなり、「マスク飲食」の姿が消えたことくらいでしょうか。また、最近、マスターやおかみさんが「ようやく遅い時間にもお客さまが来てくれるようになった」と口をそろえて言うようになりました。たしかに‘ふた回り目’が回りだしたようにも思います。コロナを乗り越えてくれてよかった。

6. 最後に(分析担当者との対話から)

最後に、今回分析を担当したメンバーに、現在の生活者行動を働き方や余暇時間の使い方を位置情報から眺めてみると、というテーマで話を聴いてみました。

生活者研究センター 田中宏昌(以下 田中):新型コロナも第5類に分類が移行されて、様々なイベントも本格的に復活・再開が進んで、人の動きも大きく変化してきたように思います。こうして位置情報によってその変化を眺めてみると、実にさまざまな風景が目の前に浮かんできますね。

事業開発本部 プラットフォームデータビジネス部 小泉喜義(以下 小泉):携帯電話の位置情報を使うことでエリア別・時間帯別とさまざまな切り口で人の動きを可視化できるんです。今回は出勤時間や出勤する曜日などから「働き方の変化」や「終業後の過ごし方」について位置情報からアプローチをしてみました。位置情報を使うと今回のように地点(スポット)にフォーカスした分析も可能になりますが、今回はオフィス街と飲食店街という両側面を持ち合わせるエリアを選択するところに工夫を凝らしました。

田中:まさに「昼の顔と夜の顔」ですね。なんどもやりとりをしながらエリアを選定していきましたが、実際に地図を眺めながらあれほど細かくチューニングできることに驚きました。リモートワークの利用状況については首都圏と地方都市部での特徴が浮き彫りになりましたね。

小泉:今回利用したのは「モバイル空間統計®※3」という推計人口データですが、このデータは街づくりをはじめ、商業施設の開発や観光エリアのマーケティングなど、さまざまな目的で活用されています。今回のように特定エリアの人出やその推移を分析することでエリアごとの人の集まる力がわかります。今回は個人的には品川の分析結果が興味深かったのですが、品川というリモートワークの活用が進んでいるIT企業が多く集まっているエリアの特性が現れる結果でした。

田中:なんでも品川区は情報通信(IT)に従事している人の割合が日本一らしいですよ。その割合も2割弱と言われていて、約5人に1人は情報通信業ということになります。通勤時間帯、あるいは帰宅時間帯のデータも面白い結果でしたね。

小泉:人出(乗降者)の増減はもちろんですが、時間帯別に分析することで時差通勤・オフピーク通勤の活用状況がわかります。また、昼あるいは夜の飲食機会が戻ってきたと言われていますが、帰途につく人の動きもわかります。オフピーク通勤はまだまだこれから、という感じでしたね。一方、夜の人流は23年になって大きく回復に向かっていて21時以降も大きな回復が明確になりました。

田中:ときおり遅い時間の山手線に乗りますが、明らかに以前より人は増えていて、「仕事帰りに美味しいものを食べてきました(お酒も)」という会社員の姿を以前よりも多く目にするようになりました。

小泉:このほかに個人単位での移動履歴を表す「行動ログデータ」を使うことで「A地点からB地点へ」の移動量を計測こともできます。さらに距離と時間を加味すれば、移動の交通手段(歩きなのか、クルマなのか、電車なのか)もある程度推定できます。

田中: 「個人単位」というのはまた興味深いですね。通勤に絡んだ風景の変化というと、個人的には趣味の自転車絡みで電車通勤から自転車通勤への切り替えなど、気になりますね。

小泉:今回の原稿を一足先に読ませてもらって田中さんが「郡上おどり」に駆けつけるようなお祭り好き・盆踊り好きの人だということに驚きました。実は私もお祭りは結構好きで、8月末の高円寺阿波踊りがやはり4年ぶりということで2日目の日曜に見物してきたんですが、後日4年前の開催当日と人流データと比較してみたんです(笑)。

田中:いいですねー 高円寺阿波踊り(笑)。データが手元にあるとついつい深ぼって見てみたくなりますよねー。どうでしたか?

小泉:そうしたら、ピークタイム18-19時の滞在者数は前回よりも増えているんですが、大通りでの演舞”流し踊り”が終わった20時以降の”引き”が、前回よりもかなり早いんです。これは今回見てきたふだんの街中での動きにもきっちりシンクロしていて、やはりなにかしら行動規範が変わったんだな、と。

田中:現在は過渡期だと思うので、人の戻りは一定程度戻るけれども小泉さんの表現を借りると“引き”は早くなったままなのか、元のような形に戻っていくのか、をこうしたデータを用いて詳しくウォッチしていきたいですね。ぜひまた、変化の様子を位置情報から探索して紹介してください!

今後も共にデータ分析を継続して、その変化、潮流をレポートしていきます。お楽しみに。

ではまた次回。

おわり


※1 NHK(東海 NEWS WEB)
「郡上おどり来場者数がコロナ前の水準に戻る」(2023.9.17)
「郡上おどり」は7月からの期間を通じた来場者数がのべ30万人余りと、新型コロナ前の水準まで戻ったことがわかりました。」
※2 読売新聞オンライン
「JR東の「オフピーク定期券」スロースタート、4月購入率は6%」(2023.6.6)
※3 データについて:
【モバイル空間統計®・国内人口分布統計(リアルタイム版)】
モバイル空間統計®は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
ドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報です。
集団の人数のみをあらわす人口統計情報であるため、お客様個人を特定することはできません。
インテージは「モバイル空間統計」の1次販売店です。


【分析者紹介】
事業開発本部 プラットフォームデータビジネス部 小泉喜義(こいずみきよし)
インテージの前身である社会調査研究所に入社し、GIS(地理情報システム)の営業・サービス企画・運用業務を経験。その後20年以上に渡って流通・サービス業や消費財メーカーのエリアマーケティング関連業務に従事。2018年以降は、主にドコモ位置情報のビジネス活用を担当。

著者プロフィール

生活者研究センター センター長 田中 宏昌(たなか ひろまさ)プロフィール画像
生活者研究センター センター長 田中 宏昌(たなか ひろまさ)
1992年 電通リサーチ(株式会社電通の100%グループ会社 当時)に入社。
1994年より電通の大規模生活者データベースの立ち上げメンバーとして参画。
以後、2012年まで消費者研究センターや電通総研などの横断機能組織に駐在勤務する形で、広告コミュニケーションプランニングや商品・サービス開発の場面などで、データに基づく生活者理解をテーマとしてプロジェクトを支援してきた。
その間、消費財、耐久財、サービスなどさまざまな領域を担当。

2012年 楽天グループ(株)を経て、2013年 インテージへ。
2020年より現職。

思春期よりTVCMの映像やコピーに魅了され、TVCMだけを録画して繰り返し見るような子どもだった。
記憶に残る作品を選ぶとすれば「1983年 サントリーローヤル ランボオ編(広告代理店 電通)」と「2004年 ネスカフェ 谷川俊太郎 朝のリレー・空編(広告会社 マッキャンエリクソン)」を迷うことなくあげる。
趣味は自転車(ロードバイク、マウンテンバイク)、落語鑑賞など

1992年 電通リサーチ(株式会社電通の100%グループ会社 当時)に入社。
1994年より電通の大規模生活者データベースの立ち上げメンバーとして参画。
以後、2012年まで消費者研究センターや電通総研などの横断機能組織に駐在勤務する形で、広告コミュニケーションプランニングや商品・サービス開発の場面などで、データに基づく生活者理解をテーマとしてプロジェクトを支援してきた。
その間、消費財、耐久財、サービスなどさまざまな領域を担当。

2012年 楽天グループ(株)を経て、2013年 インテージへ。
2020年より現職。

思春期よりTVCMの映像やコピーに魅了され、TVCMだけを録画して繰り返し見るような子どもだった。
記憶に残る作品を選ぶとすれば「1983年 サントリーローヤル ランボオ編(広告代理店 電通)」と「2004年 ネスカフェ 谷川俊太郎 朝のリレー・空編(広告会社 マッキャンエリクソン)」を迷うことなくあげる。
趣味は自転車(ロードバイク、マウンテンバイク)、落語鑑賞など

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「出典:インテージ「知るギャラリー」●年●月●日公開記事」

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