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withコロナの日常生活 いまの生活者の意識は?

2020年1月に初めて日本国内で確認された新型コロナウィルス。その後何度か感染拡大の波を迎え、いまだその影響は続いています。刻々と状況が変わる中、生活者のマインドはいまどのような状態なのか、インテージでは2020年3月より継続的に聴取しています。このデータと、最新のデータから読み取れる動きをお届けします。

2025年1月27日週のデータより:
インフルエンザがピークを越えたらしく少しだけ落ち着きをみせています。受験シーズンでもあり、受験生のいるご家庭では落ち着かない時間を過ごされていたのではないでしょうか。まだまだ安心はできませんが、このままインフルエンザもコロナも落ち着いてくれることを祈りたいと思います。
さて、今月も最新のデータ(2月)で生活者のマインドをみていきましょう。

新型コロナ(ウィルス感染)の感染不安は現在のインフルエンザの感染者数の減少などの影響を受けて、先月から4ポイント減少して41%となっています。感染不安に影響を受けやすい行動不安についても各指標共に減少傾向にあります。「テーマパークや繁華街への外出(42% 先月比1ポイント減)」、「国内旅行(24% 先月比2ポイント減)」、「飲食店での外食(24% 先月比3ポイント減)」となっており、わずかながらに不安は減少に向かっています。
早いところでは梅の開花もみられ、「春」への期待も高まる季節です。お出かけの機会も増えることから、行動不安が減ることは明るいニュースですね。

さて、次に家計に関するマインドについてもみてみましょう。節約意識に関しては67%と前月と同スコアとなっていました。また「家庭の暮らし向きが回復へ向かうか」という投げかけについても、「そう思わない」は39%となり、こちらも変化はありません。
強気な「春闘」による定期昇給による賃金アップなど、世間では収入増の気配も漂っておりますが、アンケートの結果からは回復への期待も変化はなく、節約意識の緩みも感じられません。政府や経団連の賃金アップの取り組みやそれらの動きを報じるニュースに注目すると、「大手だけでなく中小も」「若手だけでなく中堅にも」といった声も多く目にします。より広い形で賃金アップ、手取り増の時間が拡がることを期待したいですね。

引き続きデータを通じて生活者のココロを暮らしに想いを馳せてみたいと思います。

※次回のデータ・コメントの更新は2025年3月を予定しています。

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この記事に掲載されているチャートのデータは、以下リンク先のフォームよりExcelにてダウンロードが可能です。
※性年代、エリア別のデータはダウンロードできません。

データの仕様について

【週次調査】
調査地域:全国
対象者条件:15-79 歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
標本サイズ:n=3,000(1回あたり)
調査実施時期: 2020 年7月10日(金)~ 毎週末(2021年3月以降は隔週末)
※緊急事態宣言 第一回発出エリア:
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都県。2020年4月の1回目の緊急事態宣言が全国に先行して発出されたエリア。都市部であり周辺のエリアへの人流も活発なため、感染者数の動きを理解・予測する上で重要。
※3か月後予測の設問は22年7月11日週以降3段階聴取から5段階聴取に聴取方法を変更
※世の中の雰囲気実感に関する設問は2023年6月26日週で聴取終了

【デイリー調査】
調査地域:全国
対象者条件:15-79 歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代構成比を、2015 年度実施国勢調査データをベースに、人口動態などを加味した2019年度の構成比にあわせてウェイトバック
標本サイズ:n=500(1日あたり)
調査実施時期: 2020 年3月25 日(水)~2020 年6月30日(火)

転載・引用について

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