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生活者インデックスデータ

【毎月更新】生活者の時間の使い方

コロナ下において、「イエナカ時間が増えた」といった暮らしの中の時間の使い方が変化したことが話題になっています。実際、どのような変化が起きているのでしょうか。メディアの利用時間(接触)とスマホアプリの利用状況を利用ログから集計・分析した最新データからお届けします。

2023年10月のコメント:
秋も深まり、季節は冬へと向かっています。ハロウィンも過ぎ、街はもうクリスマスへと向かってます。さっそく10月を振りかえっていきましょう。

6月から増加傾向にあったスマホの利用時間もわずかずつですが2か月続けて減少して、10月は1日平均で278分(4時間38分)になりました。平休日別に見てみると、平日は1分減の271分、土日祝日も1分減の293分となっていました。減少とはいうもののわずかの変化であり、安定した状況と言えるでしょう。

性・年代別にみると女性の方が減少は大きく、トータルで4分ほど短くなっていました。中でもF2(女性35-49歳)の減少が大きく、4分減少して300分となりました。減少したといっても5時間越え」ですから、かなりの時間、スマホに接していることがわかります。実際に画面を見ながら操作をしているのではなく、音楽を聴いたり、動画を流し観している時間もあるでしょう。また、運動系のアプリなども充実していることから、「ながら」の機会も増えています。そうしたことが、スマホ利用の長時間化をもたらしていると考えています。

他のデバイスも見ていきましょう。テレビは5分減少して、177分となりました。スマホと比較すると100分近い差があります。テレビについても平日、休日ともに減少していましたが、特に休日の減少が大きく4分ほど短くなっていました(192分)。

2023年7月にTwitterが「X」という名称になって3か月が過ぎました。ここでは「X(旧Twitter)」にフォーカスして、その様子をチェックしてみましょう。過去3年を振り返ると、50.6pt(21/10)→52.5pt(22/10)→53.5pt(23/10)と確実に利用者が増えています。また、利用時間も最新の10月では27分と、Youtubeやマンガアプリなどに次ぐ長さを誇っています。イーロン・マスク氏による買収によって、運営ルールや投稿に関する制限を含めた対応などが大きく変化するのでは、といったうわさもありましたが、大きな影響もなく利用されているようです。

最後に「内食率」についても眺めていきましょう。こちらは弊社の「キッチンダイアリー」という主婦を対象とした調査データを用いて「家の中で食事をとった割合」を示しています。まずはじめに平日の昼食を見てみると、8月から今月にかけて減少傾向が続いており64.1ptとなっています(前回からマイナス0.9pt)。平日は1.2pt減少して62.0ptとなりました。休日は0.4pt減少して68.3ptとなりました。平日、休日ともに外で食事をする機会が増えているようです。
夕食については91.7%と先月から0.5ptの増加です。8月まで減少傾向がありましたが、9月、10月と家で夕食を食べる機会が増えているようです。

みなさんのメディアとの過ごし方、そして、家の中での過ごし方などはどのような変化がありましたか?引き続き、時間の使い方や暮らし方を通じて生活者の理解を試みていきたいと思います。

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データについて

i-SSP®(インテージシングルソースパネル®)
インテージSCI(全国個人消費者パネル調査)を基盤に、同一対象者から新たにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からのウェブサイト閲覧やテレビ視聴情報に関して収集したデータです。当データにより、テレビ・パソコン・スマートフォン・タブレット端末それぞれの利用傾向や接触率はもちろん、同一対象者から収集している購買データとあわせて分析することで、消費行動と情報接触の関係性や、広告の効果を明らかにすることが可能となります。また、調査対象者に別途アンケート調査を実施することにより、意識・価値観や耐久財・サービス財の購買状況を聴取し、あわせて分析することも可能です。
※ シングルソースパネル®は株式会社インテージの登録商標です。

【キッチンダイアリー®】
1,260世帯の食卓・調理の状況を食場面(朝食・昼食・夕食)ごとに継続的に捉えたデータです。商品開発のヒントとして、また、流通向けの販促提案情報としてご活用いただけます。

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